いつかみた空。 どこかであった猫。 だれかのうしろ姿。 そして 小さいころのあなた。
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癒しの旅~その8
2006-10-27 Fri 10:20
ブルーサファイヤの記憶のおくに
沈み込んでいく。

それは
深い深い 海の底におちていくような
感覚。

彼女がみえる。
これを うけとった日。
青年が 
彼女を抱きしめ
まだ ネックレスだったころの
ブルーサファイヤを
彼女の胸にかざる。

微笑みかえす 彼女。
あの 笑顔ではない
まわりまで 微笑まずにはいられないほどの
子どものような 笑顔。

二人は 抱きあう。
ブルーサファイヤは
幸せそうに 二人を見守っている。

ちく。
いたい。

彼女の胸に傷がついたのを
宝石は 感じていた。

あたたかい彼の腕の中
安らぐはずなのに
手に 足に 力がはいる。
身体の中から 寒気がはい出してくる。

「ああ。なぜ」

彼女の心の中で 流した涙が
ブルーサファイヤに
すいこまれていった。

宝石の記憶は
次の ページを めくっていく。
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