いつかみた空。 どこかであった猫。 だれかのうしろ姿。 そして 小さいころのあなた。
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前世を書き換える
2008-11-26 Wed 14:29
前世を変える事はできない。
前世を書き換えるとは
前世でおきたことを
自分で 思い出す事で
その呪縛から解き放ち 
新しく 今世をいきることです。

あなたは
前世のなにを ひきずっていますか。
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別窓 | 癒しの旅  
癒しの旅~その8
2006-10-27 Fri 10:20
ブルーサファイヤの記憶のおくに
沈み込んでいく。

それは
深い深い 海の底におちていくような
感覚。

彼女がみえる。
これを うけとった日。
青年が 
彼女を抱きしめ
まだ ネックレスだったころの
ブルーサファイヤを
彼女の胸にかざる。

微笑みかえす 彼女。
あの 笑顔ではない
まわりまで 微笑まずにはいられないほどの
子どものような 笑顔。

二人は 抱きあう。
ブルーサファイヤは
幸せそうに 二人を見守っている。

ちく。
いたい。

彼女の胸に傷がついたのを
宝石は 感じていた。

あたたかい彼の腕の中
安らぐはずなのに
手に 足に 力がはいる。
身体の中から 寒気がはい出してくる。

「ああ。なぜ」

彼女の心の中で 流した涙が
ブルーサファイヤに
すいこまれていった。

宝石の記憶は
次の ページを めくっていく。
別窓 | 癒しの旅  
癒しの旅~その7
2006-10-13 Fri 16:26
めざめは ここちよかった。
みるくのかおり そして かわりなく
笑みを浮かべる 彼女。

行ってくるね。と 言い残し
身支度を ととのえた彼女は 
せっけんの匂いだけ残して 
朝の街に でていった。

家の中の 邪気の 匂いを探す。
きれいに 掃除されていて
無機質でもない 彼女の部屋は 
それなのに 邪気が あちこちに
存在している。

そう あの彼女の笑顔にも。

戸棚の上に飛び乗ってみると
アクセサリーボックスがあった。
オルゴールになっているやつ。
アンティックなつくりになっていて。。

ああ。ほんと 開けづらい。

両手両足をつかってなんとか
開くと
そこから
モーツァルト!
ピアノ協奏曲。。。。

アクセサリーの中に 
何個か 邪気の強いものをみつける。

ブルーサファイヤ。
そう高価なものではないけれど
想いがこもっている。
最初はきれいな熱い思いだったのに
いつのころからか
彼女の 涙をすって
邪気をおびたのが わかる。

ちょっと 苦いけど
しようがない
邪気を祓ってしまったら
想いが見えなくなってしまうから。

おでこにあてると
ひんやりと つめたい。
口の中には 邪気の味がしてくる。
吐きそうになるのを こらえながら
宝石の 中の 思いを
よみとろうと 
目を閉じる。
別窓 | 癒しの旅  
癒しの旅~その6
2006-09-29 Fri 11:43
彼女のオーラがみえる。
傷ついたオーラ。

オレンジ色は ゼリービーンズのかがやき。
人をひきつける 明るさがある。
グリーンは 新緑の匂い。
人を癒すパワー。
ヴァイオレットは やわらかい薄紫。
ひとを導く力。

でも そのすべてに
傷がつき 傷は深いものも浅いものも
古いものも 新しいものも。

まずは どこ。
一ヶ月前のこの家の中。
彼らしい男と 話す。

「これ以上は 待てない」
「もうすこし 待って」
そんな 会話が 繰り返され
でていく 男。
泣き崩れる彼女。

そして どこ。
深い森のなか。
裸足でにげる彼女。
これは 彼女の夢?

次は どこ。
写真の母親の笑顔。

どこ。
写真の母親の泣き顔。

どこ。
母に抱きしめられている彼女。

どこ。
深い海の底。
沈んでいく彼女。
手をさしのべるのは 誰?

彼女の思いの断片が
心につきささってくる。

彼女の目から 涙があふれている。

今日は このくらいにしよう。

闇をくぐりぬけたせいで
つかれてしまった身体を
やすめるために
彼女の 寝息を ききながら
眠りにおちよう。
別窓 | 癒しの旅  
癒しの旅~その5
2006-09-27 Wed 20:16
その夜は
彼女のとなりに寝た。

なかなか ねつかれないようで
彼女は 寝酒に 
バーボンを 二杯のんでいた。

それから
「ごめんね。お酒くさいかな」
って
また 微笑んだ。

無理して 笑わないで。

彼女にからだをよせていくと
「ありがとう」と
目を閉じた。

そうして すぐに
寝息をたてた。

彼女の髪を 前足でなでながら
おやすみと つぶやく。
そうして
彼女の おでこに 自分のおでこを
あわせる。

彼女のすべてが 伝わってくる。
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癒しの旅~その4
2006-09-26 Tue 18:05
みためで 判断するなよ。

そりゃあ ちっちゃな黒猫だ。
本当の闇の深い黒。
胸元に 白い星が ひとつ。
目は 今はむらさき。
長いしっぽ。は優雅なこときわまりない。

「おいで。猫ちゃん」

みんな 思わずだきしめたくなるらしい。

彼女のうでに 抱かれながら
彼女の痛みを探す。

ああ
恋にやぶれた 匂いがする。

とりあえず
声をかけてみる。
大丈夫。君は きれいだよ。

もちろん 彼女には にゃあとしか
聞こえないんだけどね。

それでも
彼女は 微笑む。

「よかったら ここに いてね」

今回の旅の目的は
まちがいなく 彼女だった。
別窓 | 癒しの旅  
癒しの旅~その3
2006-09-25 Mon 16:05
いいにおいがする。

これは たしか パイ。
香ばしいにおいと甘い林檎の匂い。
アップルパイだ。

「目が覚めた?」

彼女は微笑む。
陶器のようななめらかな白い肌。
美しい青い目。
金色の髪は まっすぐに彼女の肩でゆれている。

手をのばす。
足をのばす。
からだのすべての機能を確認する。

大丈夫だ。どこも怪我はしていない。
今回も 無事に動けそうだ。

「なにか 飲む?」

そう 微笑むと
彼女は キッチンに続く ドアをあけて 
でていった。

寝かされていた ソファからおりると
あたりを 観察する。
これは いつものくせ。

きちんと整理された居間は
ほこりひとつない。
ラジオから音楽がちいさな音でながれている。
モーツアルトかな?

壁際の机には 家族の写真が 一枚。
小さい頃の彼女と父親と母親?

カレンダーが ないかなと
みまわした時 彼女が お皿をもって
はいってくる。

「ミルクでいいかしら」
そういって また 微笑む。

彼女は 絨毯の上に お皿をおく。

そういえば 喉がからからだ。

たっぷりとはいった お皿に顔を突っ込むと
ミルクをいただく。

「おいしい?猫ちゃん」

ああ。そうよばれるのは 好きじゃないなあ。
顔を上げて そう 彼女に伝えたけど
彼女には 「にゃあ」としか 聞こえないらしい。

「そう。たくさん飲んでね」

私はあきらめて お皿にむかう。

そう たしかに 猫だけど
彼女が知っている 猫とはちがう。

ふりかえると まっくらなテレビのブラウン管に
自分の姿がうつっている。

どうみても ちっちゃな 黒猫だ。
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癒しの旅~その2
2006-09-24 Sun 00:57
暗闇の中
さまよう時は
ただただ 光をめざして
ここから ぬけだしたい 思いだけ。

旅のはじまりは
いつも 闇に よびだされる。

なまあたたかかったり
急に 凍るほど つめたかったり
口もあけていられないほど 熱かったり
感覚だけは とぎすまされていくのに
その 闇は 深く
なにも みることは ない。

まずは
とおくに 一番星のように 輝く光が
点となって あらわれ
それは あっというまに
ひかりの スピードを みせつけるように
ぶつかってきて
まるで タイヨウのように 大きくなり
今度は
まぶしさで なにも 見えなくなる。

闇の無から
光の無へ

どちらも ここちよいわけはなく
どんどん こころは けずられていく。

まぶしさに 目を閉じて
次に めを ひらいた瞬間。

つぎの 旅は 地図上に あらわれる。

ここは?どこ?
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癒しの旅~その1
2006-09-23 Sat 15:25
そして いつもの ように 
旅ははじまった。

もう それは わかっていたこと。
悲しいとか
さみしいとか
うれしいとか
わくわくするなんて
まったくなく
ああ また 旅がはじまったと
思うだけ。

今回は
夕暮れ時だった。
オレンジと紫と濃紺が路地のすみまで
染めていた。

やっと なれてきた おばあさんとの生活。
散歩の帰り。

「今日は ちょっと 歩きすぎたね」
そういいながら
おばあさんは 夕日に向かって歩いていた。

歩くのは遅いけど
しっかりした 足どり。
姿勢もただしくて その笑顔には
笑いしわが 刻まれ
その幸せな人生を空想できる。

でも
去年 最愛のおじいさんを 亡くしたと
微笑みながら おばあさんは 話してくれた。
でも あなたがきたから もう 大丈夫とも。

そんな おばあさんの後ろ姿を 見守りながら
旅立ちの時を向かえる。

そう。また いつものこと。
いつもの 旅が はじまるだけのこと。

ここは 居心地が よかったのになあ。
おばあさんのちょっと古くさい料理も
あの小さな部屋も。

「暗くなる前に 家にかえろうね」

気をつけてね。
もう あえないけど
あなたのことは きっと 忘れないと思う。
いや 忘れたほうが いいのかもしれない。

おばあさんが 笑顔で ふりかえった。

夕暮れのなか
うすれていく 姿をみて
おばあさんの 笑顔が 凍りつく。

さよなら。

そして いつものように
旅は はじまった。
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| ☆いつも旅のはじまり☆ |
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